美濃五山

 岐阜県の美濃地域に位置する天台宗の古刹 美江寺・横蔵寺・神護寺(善学院)・円興寺・真禅院の五寺院を総称して
「美濃五山」といいます。
五ヶ寺とも創建は奈良・平安時代まで遡り、1200年にわたる悠久の信仰と歴史と文化財を有する寺院です。
美濃五山は、ふるく室町時代頃より始まり、美濃(岐阜市、揖斐川町、神戸町、大垣市、垂井町)の各地にある天台宗の宗祖伝教大師最澄ゆかりの五ヶ寺を巡拝する観音霊場です。
皆様のお詣りをお待ち申し上げております。 敬白

寺 院 名   住        所 電      話
大日山美江寺 岐阜県岐阜市美江寺町2-3 0582-62-6793
両界山横蔵寺 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原1160 0585-55-2811
影向山神護寺
(善学院)
岐阜県安八郡神戸町978-1 0584-27-3786
笹尾山円興寺 岐阜県大垣市青墓町5-880 0584-71-4539
朝倉山真禅院 岐阜県不破郡垂井町宮代2006 0584-22-2212

忘己利他(もうこりた)
 忘己利他慈悲極
 己(おのれ)を忘(わす)れて他(た)を利(り)するは慈悲(じひ)の極(きわ)みなり
 自分を捨てて、他に報いること(天台宗宗祖伝教大師最澄のお言葉)
 天台宗では「己を忘れて他を利するは慈悲(じひ)の極(きわ)みなり」という
 天台宗宗祖伝教大師最澄の精神に基づき 「一隅を照らす運動」を行っています。

「山家学生式」
国宝(こくほう)とは何物(なにもの)ぞ 宝(たから)とは道心(どうしん)なり 道心(どうしん)有(あ)るの人を 名(なづ)けて国宝と為(な)す
故(ゆえ)に古人(こじん)の言(いは)く 径寸(けいすん)十枚是(こ)れ国宝に非(あら)ず
一隅(いちぐう)を照(て)らす 此(こ)れ則(すなわ)ち国宝なりと 悪事(あくじ)を己(おのれ)に向(むか)え 好事(こうじ)を他に與(あた)え
己(おのれ)を忘(わす)れて他を利(り)するは 慈悲(じひ)の極(きわ)みな

「一隅を照らす運動」
 「実践3つの柱」
 1生命(いのち) あらゆる命に感謝しよう
 2奉仕(ほうし) ありがとうの心で行動しよう
 3共生(きょうせい) 地球に優しい生活をしよう